せっかくの育休期間、残り半年を有効に使いたいと思い
前々から気になっていた歯列矯正をすることにした。
私は10歳の頃にも器具をつけた矯正をしていたのだが、
噛み合わせが問題なくなった時点で止めてしまい、
結果、横顔の美醜がちょっと残念な感じなのである。
(少し出っ歯で横から見るとおちょぼ口が突き出ている)
コロナ禍で流行り始めた時も気になってはいたのだが、
「もう結婚したしそこまで美を追求しなくても別にいっか」
と楽観的に投げ出していたのであった。
ところが先日会社の後輩に会った際に美に投資をしている様に刺激を受け、
(「産後おば化してますね」とバッサリ切りつけられた)
この育休中誰に会うわけでもないしやっぱり自分も矯正に手を出してみようと
立ち上がった次第である。
怪しい広告が氾濫している中騙されないぞと決意し、とりあえず近所の歯医者を予約。
マウスピースなのか器具をつけるのか総額いくらになるか検討もつかなかったが、
1回目の相談は無料とのことだったので軽い気持ちで行ってみた。
結果、明るく気さくな院長に「できることはないですね」と元気に断られた。
「あなたの歯並びは私も今まで見たことありません。
幼少期の歯列矯正でかなり抜いているんですね?
(親知らずを除いて永久歯が上は3本、下は1本ない)
もし深刻にお悩みならこれ以上歯を抜いてでも矯正をするか、
あるいは大学病院で上顎を切って開いての手術になると思います。
うちでできるのは多少歯を補足して内側に押し込むことくらいですが
そのくらいでは外見上は全く変化が見れないでしょうね!」
あまりにも快活に言われるものだから私もつられて笑ってしまい
「あ〜そうなんですね…
余暇でやろうとしただけで人生悩んでるわけじゃないのでじゃあいいです」
とすぐに断念。というわけで
問診票の記入や待機で30分ほどかかったのだが診察は3分で終わってしまった。
ここまではっきり可能性がないことを言われるとむしろ清々しいもので
全く未練がなくなってしまった。
下手にぼったくられる心配もなくなり、今後うじうじしようもない。
とりあえず横顔の不格好さには囚われず、それ以外をなんとかしよう。
(ダイエットや美肌やメイクや服装などやれることはドサドサある)
常に人とは正面で向き合って生きていこうっと。
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