深夜1時、スワドルにおしっこをぶちかまされ撤去。
撤去した途端に、ぐずりがすごい…!最近よく眠ってくれていたので油断していた。唐突に眠らぬ赤子と格闘することになりついつい私も口から愚痴が止まらず、ずっとボヤきながらお世話をする。もはやボヤきというより、ヤンキーの捨て台詞のような悪態が止まらない。「うるせえ」「いい加減にしろよ」「マジでやめろ」「空気読め」と、低音でブツブツ言いながらも、手元はしっかり世話モード。むしろ文句を言っている分、手つきはやたらと丁寧。理性的な自分が奥底で「そんなこと言うなよ」と囁くが、今日は。今日だけは許してくれ。
7時に夫と交代。でも9時には起きて病院へ行かねばならない。
11時の診察に間に合わせるには10時半には家を出る心持ち。その間に身支度、授乳、搾乳、おむつ替え、赤子の着替え…すべてをやらなければならない。キツイ。ミルクの時間計算がまた面倒くさい。「3時間間隔は絶対守りたい」「けれど飲んだ後は吐き戻しが多いので飲んですぐ30分は安静にしておきたい」「病院の行き帰りで約1時間」となると、9時〜10時の間に最後のミルクを終わらせる必要がある。授乳を滞りなく終えて出発10分前におむつ替えをし「さあ出発!」と思ったら、今度はまさかのうんち爆弾。抱えた瞬間に漂う異臭、想定外のトラップ。ただ外出するだけでこの労力。
そもそも、私は分単位でタスクをこなしていくのが好きではない。マルチタスクをこなすたびにストレスが貯まるタイプなのに、育児は容赦なく時間管理とマルチタスクと想定外の処理を要求してくる。
夕方も病院へ行く。VIP待遇で、診察券を渡すなり他の患者をすっ飛ばし、処置室へ直行。赤子の鼻水を吸われたら、即帰宅。院長の診察なし、看護師が1分で終わらせてくれる処置だからこそできるスピード感だが、それでもこの手短さはありがたい。午前中よりも鼻水は少なくなっているらしい。やっぱり夜中に溜まるのか。最初の違和感は間違ってなかった。
赤子の鼻風邪はいつ治るのだろうか。昼間は通院の大変さに気を取られていたけど、夜になるとやっぱり心配が押し寄せる。母からも「大丈夫?」と過度な心配の電話がくる。
今日で既に4回目の鼻水吸引。しかし、吸われる赤子の姿は未だ慣れない。夫が抱えて、私が正面から赤子を見つめているせいで余計に辛いのかもしれない。明日は私が抱こうか。でも自分のお腹が邪魔で抱っこ紐がつけにくいんだよな…とふいに産後ダイエットという言葉が頭をよぎる。今は考えるのをよそう。今は。今だけは許してくれ。
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