今日の夜勤は夫担当。今夜もまた夫に腹が立つ。
夫がミルクをあげていると、ちょこちょこ赤子の泣き声が挟まる。飲んでいる途中でなぜに泣く？ 私がミルクをあげている時には泣いたことがなかったため、余計に気になる。
眠さよりも不安が勝り、眠い目をこすりながら様子をうかがうと、夫は首を支えながら抱いている腕の方の手を無理やり口元まで伸ばして哺乳瓶を支えており、もう片方の手でスマホ（TikTok）をいじっていた。その伸ばした手で支える哺乳瓶が安定しないようで、角度が浅くミルクが流れてこなかったり、ニップルが口から外れたりして、そのたびに赤子が泣き声をあげているようだった。
…いやいや、そこまでしてTikTok見たい？
眠気覚ましや暇つぶしなら、イヤホンしてYouTubeでも流して、スマホは脇に置けばいいのでは？
別にスマホをいじること自体はいい。暗い中で赤子の顔をひたすら愛おしく見つめろなんて言わない。でも、お世話がおろそかになるのは別の話。しかも隣には、次の日に備えて寝ている私がいるのだ。赤子の泣き声で起きる私が。配慮として、不用意に泣かせることを極力避ける努力をしてくれてもいいのでは？
どうしてもTikTokを見たいならもっと上手くやれよ。中途半端にやるくらいなら、いっそやるな。
今日も「ありがとう」は言えず、「何してんの、ちゃんとやってよ、泣いてるじゃん」と冷たく文句を浴びせ、布団に潜る。次私が夜勤の時は、夫の眠りの妨げなど一切考えずにお世話をしようと心に決める。
とはいえ、今日は父の日だったので、夫が起きだしたタイミングであらかじめ用意していたメッセージカードを贈った。この1ヶ月、本当にいろいろあって大変だった。今もまだ探り探りで、うまくいっているわけではない。でも最初のハチャメチャさはなくなり、大分落ち着いてきた。
午前中は久しぶりに、ちょっと遠くのショッピングモールへ（産後１ヶ月を過ぎた＆通院がなくなったことで１日のスケジュールが開放的…！）。ここには西松屋やユニクロ、無印、3Coins、トイザらスなど、ベビー用品を取り扱う店舗が揃っている。
西松屋の服は本当に安い。デザインはまちまちで生地も薄いが、そもそも洋服を披露する場もないし、抱っこ紐や対面ベビーカーでは洋服なんてほぼ見えない。外は暑いし、どうせ一瞬しか着られないので、まったくもって十分なのである。
帰りに天やで天丼を買い、駐車場付きの公園に寄ってみる。
日差しが強くて少し暑いが、日陰のベンチを探して座る。大人が天丼をかきこむ中、赤子はベビーカーですやすや眠っている。なんとも平和な絵面である。
しかし帰り際、車に戻るタイミングで赤子がミルク切れとなり、授乳を求めてギャン泣き。車で飲ませようか迷ったが、帰宅まで5分もかからないため、速やかに帰って落ち着いて授乳することを決断。
走り出したら落ち着くだろう、という思惑もあったが、空腹の方が勝ったらしく、帰りの道中はずっと泣きっぱなしだった。
判断を間違えた気もするが、仕方ない。
今までの外出と言えば病院の行き帰りだけだったので、出かける前にミルクとおむつを済ませておけば事足りた。今後あちこちに出かけるなら、次の授乳やおむつも加味したスケジュール調整をもっと緻密にしなければいけないのか…。途端に外出が億劫になったのは言うまでもない。
結局、帰宅後に授乳やらおむつやらのお世話を済ませた後は我々夫婦の体力も尽き果て、赤子と猫2匹と一緒にリビングが暗くなるまで昼寝をした。
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