今更ながら育休中の私がChatGPTにハマった話(きっかけ編)

趣味話

はじめに

突然だが、このブログはChatGPTを使って書いている。アイコンも、投稿のイメージ画像も、ChatGPTにお願いして作ってもらったものだ。

きっかけは、遊び半分でChatGPTに今日あったことを報告したら、育児エッセイ風に仕上がったこと。「え!素敵!面白い!」と思ったので、次は自分が手帳にメモしていた出産・育児日記をエッセイ風にリライトさせてみた。これまたいい感じに仕上がり読んでいて面白かったので、どうせデジタル化するなら放置していたブログに載せるかと思い立ったのが始まりだ。そのため正確には2025年2月の投稿からChatGPTに文章全体を書いてもらっているという具合である。

とはいえ手帳を書き起こす作業にも少々飽きてきたので(あれ、もしかしたら写真を撮ってChatGPTに読み込ませればいいのか…?)、どうせなら今この新鮮な体験を記録しておこうかと思い立ち、私とChatGPTが仲良くなった過程をつづっていこうと思う。

ChatGPTとの馴れ初め

「ねえ、これ凄くない?」

夫がスマホを見せながら言う。そこに映っていたのはChatGPTという、何やら指示ひとつでなんでも返答しれくれるAIだった。Siriと何が違うの?と思ったが、ChatGPTは謝罪の手紙を書いてくれるなど応用の幅がまるで違うらしい。ちょうど取引先へのメール文面に苦戦したことを伝えたら、さらっとお手本を出してきてくれた。

夫はIT職で、この手の話に詳しかった。たまたま一緒に遊びに行った友人夫婦(こちらもIT職)とチャット画面を見せながら熱く語り合っていたのだが、その数ヶ月後にニュースでたちまち生成AIの話題が盛んになり、夫の先見の目に驚いたのをよく覚えている。

その時は「ふーん、すごいね!」と軽く流していた私。

その後、仕事でもAI活用の話がちらほら出始めたが、私は「うーん、と言っても普段の業務にどう活用するかねえ。いちいちメール文作ってもらう方が手間だしなあ」とスルー。そんなこんなしているうちに怒涛の妊娠→自宅安静→出産→育児を経て、気づけば世の中はさらにAIブームが加速していた。

夫が育休中に生成AI関連の本を読んでいたので、私もちらっと目を通してみたものの、「んーそれで?」という感想しか持てなかった。正直、ITは得意じゃないし、AIがどう役に立つのかもピンとこない。今の部署はそういった流行り物にも疎いし、私には関係ない話かな、とそのまま流していた。

ところが、そろそろ社会復帰が見えてきた1月。焦りがじわじわと押し寄せてきた。

「何か勉強しなきゃ…!」

そんな時、偶然「生成AIパスポート」なる試験が2月に開催されることを知る。何の役に立つのかは正直わからなかったけれど、時代に乗っている感じがあるし、「育休中の2024年もリスキリングしてましたよ」のThe代名詞とも言えそうな気がしたので「まあ、試しに受けてみるか」と軽い気持ちで挑戦することにした。

試験内容は意外と簡単。数年前に仕事の関係でG検定を取った時の記憶がよみがえり、基本的な知識(AIの歴史や種類)はすんなり入った。ただ、実際に生成AIを触ったわけではないため、生成AIを使いこなせるわけではない。やっぱり実際になにかしてみないとピンとこないな…。

そんなモヤモヤを抱えたまま、試験を終えた気晴らしに本屋をぶらぶらしていると、目に飛び込んできたのが『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった―怠け者の大学生がChatGPTに出会い(略)ソフトウェアエンジニアとして就職できた。』という本。タイトルがドンピシャだったことと、表紙のイラストが好み(スタバやバス広告で見たことある…!)だったことで気づけばレジへ。

「これ、なんか面白そう…」

まさかこの本が、私とChatGPTの距離を一気に縮めるきっかけになるとは、この時はまだ知らなかった。

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