育児日記0ヶ月12日目「SNSにえぐられ、SNSに救われる」

初めて夫が深夜の赤子対応をすべて担当。朝5時に交代したら、10時まで爆睡していた。彼の顔には新たなニキビがひとつ増えていた。ご愁傷様である。

妊娠中に買っていた本の中で「語りかけ育児」というものを試してみることに。さらに、今まで読む気がしなかった分厚い「育児の百科」を開いてみた。驚いたことに、これがなかなかおもしろい。妊娠期の話は「そうそう、これこれ!」と共感しながら読み、0ヶ月育児の説明には「なるほど…!」と勉強になることが多い。悩みしかない日々のせいか、マミーズブレイン(産後の脳みそ機能低下)の私でもスルスル読めている。

一方で、SNSは不安を煽るネタばかり。

SIDS(乳幼児突然死症候群)関連の話が目に入ると、そればかり流れてくるようになり、ついにはSIDSで子どもを亡くした母親の自記を泣きながら読む羽目に。完全にメンタルに良くない。今の私に必要なのは、情報ではなく安心だ。

その隣で夫は、IoTとは何かとか、雲はどうやってできるのかを淡々と赤子に語りかけている。育児の方針は合っていても内容が違いすぎて、ちょっと笑える。

夫が起床後、今度は私が久しぶりに3時間ぶっ通しで寝た。

夫の呼びかけにも赤子の泣き声にも気づかず、意識を失うように寝ていた。久しぶりに「生き返った」と思えた。

日中の完母計画は継続中。

ただ母乳を10分吸わせても、赤子はミルクを欲しがる。そして直母の後は全然寝てくれる気配がない。この調子で本当に完母を目指せるのか? いっそ完ミ(完全ミルク)にするべきか? 悩みが尽きない。

今日は赤子が一度も便をしていない。

綿棒浣腸を試しても効果なし。そこでSNSで見た「お腹を優しく『の』の字にマッサージする」という技を夫が試してみたところ、しばらくしてお通じが改善! 悩みが当日中にすんなり解決するなんて!これには「すごい!神の手!」と大絶賛し夫婦共々少し自信を取り戻す。

赤子の泣き声は日に日にたくましくなってきた。便を出すときも顔を真っ赤にしてギャン泣き。そういえば、この子はずっと左を向いている。もしかして、頭の形…大丈夫だろうか? と心配がよぎる。便秘を解消し一つ悩みが消えたと思ったのもつかの間、新たな心配事がまた増えた。

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