育児日記0ヶ月28日目「ミルクは3時間空けるべきか」

育児日記

今夜の赤子は咳をしていない。おや、これは風邪が治ったか? 鼻水も少なめな気がする。いい兆し。

夜勤にもだいぶ慣れたおかげで、今日も朝は赤子と一緒にそのまま起床。とはいえ、相変わらず朝の授乳後はずっと寝ない! 抱っこでごまかすものの、朝の過ごし方はこれで合ってる?「起きている時に何かしたほうがいいのか?」とひとり悶々と考え始める。

午前中、病院に向かう車の中で、新たな赤子の特性を発見。

赤信号で車が止まると泣き出し、青信号で動き出すとピタリと泣き止む。そんなにも分かりやすいのか…!そうと分かればブーンと走り出したくなるが、いかんせん街中なので割と信号で停まることが多い。そのたびにぐずる赤子。ごめんよ…。しかしこれが「夜泣きの酷い赤ちゃんを夜な夜なドライブに連れ出す」というやつか、と妙に納得。

午後は、偶然にも同じ月に双子の赤ちゃんを出産した友人と電話。

同じ0ヶ月の育児でも、状況が全然違うので喜びも悩みも全然違う。まさに十人十色。話を聞くに双子出産が想像以上に壮絶で、自分の出産よりも友人の出産に思い入れが強くなる。友人の赤ちゃんの成長に我が子以上に感動を覚え、写真を見て自然と涙が浮かび上がる。産む前は他人の赤ちゃんを見ても「へぇ〜」としか思わなかったが、これほど感情移入できるとは。私も変わったなあ。

それでも同じ様に「搾乳に虚無感を感じるよね」など、共感できることも多々ありそのたびにテンションが上りまくる。忖度なしの育児グッズのリアルレビューがすごく助かる。電話だけでは物足りず、叶うことなら会ってたくさん話をしたい次第である。

最近、赤子は目を開けている時間が増えてきて、顔つきが少しずつ変わってきた。当初よりはなかなか可愛く思えてくる。できることなら、夫ではなく私の遺伝子を引き継いで二重に目覚めてくれないだろうか。

夜、久々に夫婦喧嘩が勃発。

お題は「ミルクを与える間隔」について。ミルクを「2.5時間空いていれば与えても良い」派の私と、「3時間きっちり空くまで与えたくない」派の夫。

夫はミルクの消化不良を気にしているらしいが、私としては、そんな30分で何かが変わるものかね?と訝しむ。赤子の体内時計をどこまで信用しているのか。どうせお腹が空いて泣いているのだから、30分余計に泣かせ続けるのは無意味ではないか?今のところ、お腹の調子が悪くなったことはない。お腹が空いてイライラしているだけなのであれば、泣くことで更にお腹が空くだけなので、なおのこと早くミルクを与えたい。

この方針の違いは赤子の泣き声に対する耐久度の違いもあるだろうが、一番の原因は、「お腹が弱い夫」と「低血圧・低血糖の私」が、それぞれ自分の体験をベースに赤子の状況を考えているせいに違いない。

素人同士の育児方針のすり合わせは難しい。お互いに「どちらがより説得力のある情報を持ち寄り、証明できるか」で勝負する夜であった。

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