深夜2時。1時間前にミルクを飲んだのにギャン泣き。
おむつを変えても効果なし。仕方なく抱っこしてその場で揺れ動きながら子守唄を歌う。ようやく落ち着いてきたので、そっと寝かせようとしたら失敗。はい、やり直し。次こそは、と慎重に眠ったタイミングを見計らい、今度は10分くらい立ってからそっと置く。
朝になっても鼻水ぐずぐずは継続中。日中もおくるみで手足をぐるぐる巻きにしないと寝られず、泣き始めてしまう。
今日も、もはや日課となった病院へ。
赤子が鼻水を吸われて泣く姿よりも、鼻にチューブを突っ込まれる瞬間がなにより痛々しい。むせている姿を見ると、こちらの喉奥までじーんとする。見ているだけで自分まで鼻がツーンと痛くなってくる。
段々と、赤子の目の開き方が変わってきた。
これまでは、開いているのかいないのか分からないほどの細い目だったが、日中はしっかり開いている時間が増えてきた。抱っこ紐をしながらピアノを弾いたり、プレイマットでタミータイムをしたり、少しずつアクティブな時間が増えてきた。
発語にいいと言われる語りかけ育児は、病院通いで疲れてないがしろになっている。ちゃんとやりたいなあと思いつつ、30分もこんこんと無反応の赤子に喋り続けると気が狂いそうになるので今日もパス。
英語のかけ流し?も興味があるけど全くできていない。なんでも赤子の耳は生後5ヶ月頃までに、普段聞こえる音だけを識別するようになるらしい。つまり、生後すぐのこの期間に英語などをかけ流すと、将来聞き取りやすくなるとかなんとか。産む前はただかけ流せばいいから楽勝と思ってた。でも今は違う。全然それどころじゃない。英語を流したら赤子が起きてしまいそうで余計なことはしたくない。起きているうちに流せばいいのだろうけど、そもそもにわか知識のため、どのくらいのボリュームで何時間流せばいいのかも分からない。[授乳][おむつ][寝る]しかないその間のわずかな隙間時間を狙って「よし、英語を流そう!」と思える気力もない。
夕方も病院に行く。
看護師さんに「家でも寝る前に鼻水を吸ってあげてください」と言われる。一応、アカチャンホンポで買った3000円のハンディ電動鼻吸い機はあるのだが、威力が弱すぎて全然吸えないため、結局楽天でピジョンの電動鼻吸い機シュポットを購入。何個か同様の商品があり迷ったものの、洗いやすさと最大吸引圧の強さが決め手となった。これで家でも病院と同じくらいの威力で鼻水を吸うことができる。これにて3000円を無駄にし、新たに1万円を課金した次第である。仕方がない。少しでも寝るときに楽にしてあげたい。
そして今日から、私も鼻水が出始めた…。完全に感染った。
夫は平気な顔をしているので、これは私に抗体がない菌が赤子経由で私に直撃したパターンだろう。鼻がティッシュでかぶれるし、いっそ戦力外通告を受けたハンディ鼻吸い器を自分で使おうかと考えたが、大人のデカい鼻くそを吸えるほどのパワーはもちろんなく、何の役にも立たないまま捨てられる運命になりそうである。
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