お願いだ赤子よ。1時間ごとに起きるの、ほんとやめてほしい。
せめて2時間…いや、贅沢は言わないからせめて1時間半でも寝かせてくれないだろうか。しかもミルクを飲むのが遅い。のんびり味わうのはいいけど、こっちは寝不足で命が削られている。ミルクには限界量があるらしく、与えすぎるのも消化に悪く問題らしい。でも、赤子はミルク以外では泣き止まない。結局「泣いたら飲ませるしかない」という結論に至る。後から思えばただ「よく飲む子だった」だけなのだが、いかんせん新人のため「すぐミルクに頼るのは安直で他に見落としや対応不足があるのでは」とずっと不安がつきまとう。
今日は母が地元に帰る。帰るギリギリまで赤子にミルクをあげる。初日よりはだいぶ手つきも慣れてきた。でも、まだ完全に託すには不安なので、結局横でずっと監視。「大丈夫だから休んでていいのよ」と気遣われるが、心配の方が上回る。
母との別れの記念に、赤子と猫を抱き家族写真を撮る。と言っても3者が何かしらを抱いていてカメラを押せなかったので動画を撮って後ほどスクショをすることとする。夫が「お世話になったお礼に」とプレゼントを買ってきてくれていたので、それを渡す。産んだ時は「ああ、母に感謝しなきゃ…」と涙まで流したのに、結局いつもの調子で手厳しくあたってしまった。色々とごめん、申し訳ない。でもまあ仕方ない。産後のホルモンってことで勘弁してほしい。
母がいなくなった途端、うちの飼い猫がリビングでくつろぎ始める。しばらく副主人(私)がいないと思ったら、突然知らない赤子と母が加わったもんだから、相当なストレスだったのだろう。猫もようやく平穏を取り戻したらしい。
さて、今日から夫と2人での育児生活がスタートする。寝不足がますます心配になってくる。母がいた時はなんだかんだで昼寝や仮眠も取れたけど、今日からはそうはいかない。交代制にする? それとも根性で乗り切る? いや、そもそも夫は起きられるのか?
新たな戦いが始まる予感しかしない。
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